2007年09月15日
ステッチングマシンを作る その6 欲張らずD200専用で考えてみた

image:D200専用レボルビング装置の作動原理
どんな機械でもそうだと思うが、シンプルな構造こそが壊れにくく、かつ精度が出せるのではないかと思う。そんなわけでステッチングマシンではなるべくシンプルな構造で行きたいと思っている。もちろん素人工作なので複雑なものは作れないのだが。で、レボルビング装置をいろいろと見てきたが、どれもが汎用であるがために、複雑な構造を採用せざるを得ないようだ。D200専用と割り切ってしまえば、ごくシンプルな構造でレボルビングができるはず。まずD200を横にした状態と縦にした状態ではどのぐらい寸法に差が出るのかを計ってみると、その差約12mm。ということは横位置の時この12mmの高さがあり、縦にしたとき0になれば良い。光軸が同じ位置で収まるようにするには、図のように回転軸ごと移動してしまえば条件を満たす動きができる。
実を言うと、ここに至るまでにはさまざまな方式でチャレンジしてきた。これは回転レール式をやってみたものである。完全に円形なこの物体は中華料理店などでおなじみの回転テーブルの台座だ。大きなベアリングといった姿をしており、D200のグリップ部分を逃げてやればすっぽりと入る。取り付けは鉄製アングル材をさらにもう一カ所曲げて台座内側のレールにボルトで留めてある。例えばこれを4×5カメラのリアスタンダードに取り付ければ良いのではと考えたわけだ。しかし、そうなると機材の大きさ重さが半端ではないことになる。ここまで作ってみたが、これは却下。今では我が家の食卓上で第二の人生を喜々として歩んでいる。
そして、リンク式でも試みている。この案で実際に制作をはじめたのだが、高い加工精度が必要なことと、回転プロセスでカメラが不安定な状態になってしまう事が分かった。真ん中の図がその時の状態で、リンクバーと回転軸がある角度になるとカメラの重さを支えきれずに回転軸やリンクバーの破断などが懸念されたので、これも却下となったのだった。
投稿者 天一郎 : 2007年09月15日 21:39
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