2007年09月16日
ステッチングマシンを作る その7 いよいよ製作!

image:縦横君の心臓部(って、おおげさな)
D200専用に割り切ることで、シンプルな構造で縦横君ができそうだった。ちなみにこの「縦横君」という呼び方は広告写真家 / 新藤修一氏の運営するサイト「 新藤修一の仕事場」の中で、カメラをレボルビングさせるデバイスをこう呼んでいる。
新藤修一の仕事場 : http://shindo-s.com/
このサイトでは新藤修一氏の素晴らしい作品はもちろん、毎月テーマを決めた「月例作品展」が催されており、たくさんの方達のアイディアに溢れた作品を見ることができる。また、撮影方法や機材についても氏の独創的かつ進歩的な姿勢で紹介されていて、本当に勉強になります。また、先日私の「縦横君」もご紹介いただきました。その際暖かい言葉を賜り感謝感激です。励みになります。ありがとうございました。さて、本題に戻る。上の写真で示しているのが縦横君のメカとなる。極力少ないパーツで精度が出るように考えてみたものだ。左上から、●基台=中央部にアリミゾが貫いているのが分かるだろうか。この溝にスリッパーが入る。また写真ではわかりにくいかもしれないが、アングル固定ノブで締め込んだときの力を受けるリブが立っている。●マウントベース=マウントプレートをつけたカメラを画面奥の方からスライドさせて挿入し、カメラ固定ノブで締め込む。形状としては3枚歯のゲタの様になっており、横位置の時に基台上でガタつきが出ないように仕上げた。軽量化のため四角くくりぬいている。●サイドガード=カメラの左側面をガードする部分。縦位置の時には基台との接触面となる。●Hアーム=基台上部の突起部分とマウントベース中央部をシャフトで連結している。シャフトは両サイドから頭の部分が薄い特殊な形状をしたボルトで固定する。このような特殊ボルトや黒いプラスティック製のノブなどはNBK 鍋屋バイテック会社でオンラインで1個から注文できる。そのほか自作派には嬉しいパーツがたくさん揃っているので興味のある方は是非ご覧いただきたい。
http://www.nbk1560.com/
以上が、縦横君を構成する各パーツである。それぞれ試作、修正などを含め何個か製作した結果、このような仕様に落ち着いた。特にHアームは当初組み立て式としていたが、精度が必要なこともあり、削り出しの1パーツとした。
ご注意:このサイトで紹介している機材は全て独自に設計製作したものですが、機材を自作される方のお力になれればと公開しています。構造や形状その他ご自由に応用していただければ嬉しいです。また、是非とも皆さんのお作りになった機材などをお知らせください。サイトで紹介して、自作の楽しさを分かち合いましょう。
それから、まさかとは思いますが、絶対にあり得ないと思いますが、「商品化したいんだけど」なんて奇特な方がいらっしゃったら、ご連絡くださいませ!
…そんな人、いるわけないか?
投稿者 天一郎 : 2007年09月16日 09:49
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コメント
すばらしいです!
特定機種専用設計がこんなにもスマートな結果を生むとは!
最終目標はステッチなので精度がモノをいうのでしょうが、これを「自作」とはまいりました。
仕上げが素敵です。
レンズ中芯に三脚ネジアナ中心をもってこないとステッチは不可能になると思うのですが、
最終的にはレールタイプにするのですか?だとするとビューカメラを自作するようなもんですよね?
そんな恐ろしい事考えていらしたり?
今後が大変楽しみです。
投稿者 WongTang : 2007年09月17日 15:00
WongTangさん、コメントありがとうございます。
D200専用とは言いながらも、マウントプレートの長さ、厚さを機種ごとに用意すれば
使用できる可能性もあります。ただ、D2X等の縦横グリップが最初からついているモデルでは大幅な見直しが必要です。
最終形態は、実はもう出来ておりまして…。実戦投入も終えています。
詳細は近いうちにご報告出ると思います。今しばらくお待ちください。
投稿者 天一郎 : 2007年09月17日 20:29









